「おもしろい」が心を育む
子ども達は何かおもしろいと感じたことや夢中になることを見つけたとき、自ら学び学習する力をもっています!
ものごとに興味をもって、おもしろいと感じたりワクワクする気持ち(知的好奇心)は学力や心の豊かさに関係していて、知的好奇心を伸ばしてあげることで学校の勉強を意欲的に取り組んだり、幅広い体験を通して新しいアイデアを生む発想力や目の前にないものを考える想像力の向上につながります。
知的好奇心は、自分の力で人生を楽しく豊かに生き抜いていく重要な力だと言えるでしょう!
身近には普段気づかない自然がたくさんありますが、パパ・ママが興味をもたないものに子ども達はあまり興味を示さないことがあります。
そこで、私たち大人が子ども達にできることは「やってみたくなるような環境づくり」だと考えます。
四季折々の自然体験や体験型学習の環境を子ども達に提供することで、「なんだろう?おもしろそう」「もっといろんなことやってみたい!」などの知的好奇心を刺激する感情がうまれます。
自然体験や体験型学習
4月〜6月
春の季節には、地域の公園整備のボランティア活動を行っています。主な活動内容は、花壇の花植え・ベンチのペンキ塗りなど子ども達でも楽しく活動できるよう心がけています。
また、石巻市のガーベラ農家さんの協力を得て、ハウス内の見学や実際にガーベラ収穫を体験します。自分たちで収穫したガーベラでフラワーアレンジメントを制作し、母の日に合わせて感謝を伝える活動を実施しています。
他にも無農薬農家さん協力のもと田植え体験を通して、お米の育つ過程を学びます。田植えをしながら子ども達は泥んこで遊んだり、ザリガニやカエルを捕まえて生き物と触れ合う環境を提供します。
7月〜9月
夏の季節には、キャンプをおこないます。ただのキャンプではなく、火起こしにチャレンジしてみたり、実際に竹を切って流しそうめんをします。
漁村体験では普段食べている魚介類が食卓に届くまでの背景を知るために漁師さんにお話を聞いて実際の漁を体験します。農村体験では畑で野菜の収穫をして、野菜の育て方や収穫方法などを肌で感じてもらいます。野菜が食べられなかった子ども達が自分で収穫した野菜を食べ、「おいしい!」「野菜食べれる!」の声が聞こえてきました。
スポーツ体験では、普段体験できないスポーツを体験し新しいことにチャレンジする気持ちを育てたり、子ども達の視野を広げる活動も行ってます。
10月~12月
秋の季節には、稲刈り体験を行います。春に自分たちが植えた苗が大きくなったことを実感し、手刈りでお米を収穫します。稲刈り体験のあとには、自分たちが収穫したお米でおにぎりを作って食べています。
その他にも、山歩き体験で自然をいっぱい体験してもらいます。夏とは違う景色を感じたり、実際に木々に触れたり、枯れ葉を集めて焼きいもを作る活動をします。
1月~3月
冬の季節には、クリスマスマルシェを開催して子ども達にお店を出店してもらう体験します。物を買ってもらうにはどうすればいいか自分たちで考え工夫をしてみる活動は自主性を高めてくれます。
お正月にはきねとうすを使って餅つき体験します。お餅ができるまでの過程を楽しんだり、つきたてのおいしいお餅をみんなで食べしょう。
他にもさまざまな自然体験、体験型学習や職場体験ができる環境づくりをしていきます。子ども達が「パパやママの仕事を見てみたい」や「○○○ってどうやってできているの?」などのギモンを自ら体験して学んでほしいです。